今年の3歳スプリント路線はすごいかもしんない

 ちょっと調べ事をしていたら、その過程で、あることを発見。



2006年、中山芝1200mのタイム上位馬

順位 馬名 タイム 日付・レース名 条件
1位 アドマイヤホクト 1:08.0 12/23 クリスマスローズS 2歳OP
2位 テイクオーバーターゲット 1:08.1 10/01 スプリンターズS 3歳上GI
アンバージャック 09/23 袖ヶ浦特別 3歳上1000万下
ゴールドクラウン 01/07 若水 4歳上1000万下
エネルマオー 01/07 若水 4歳上1000万下
サープラスシンガー 12/23 クリスマスローズS 2歳OP


 2歳OPのクリスマスローズSが、すごいことになってるよ。


 去年の暮れはディープインパクト仕様の早い馬場だったとはいえ、前の週に行われた1000万下条件戦より0秒7も早いタイムを、2歳馬が叩き出してるんだからやはり尋常じゃない。タイムだけで一概に評価はできないだろうけども、このレース、かなりレベルが高かったんじゃないか。


 このレースで4着以下を大きく離した上位3頭はなかなか期待できそうなんだけども、特に、勝ったアドマイヤホクトは今後が楽しみ。父は成長力のある仔を出すサクラバクシンオーで、早熟で終わる可能性は低そうだし、500キロ近い恵まれた馬体やダッシュのつく点を考えると、香港や豪州の馬達とも十分に渡り合えそう。2歳にしてタイムではテイクオーバーターゲットアンバージャックにも勝ってるだけに、うまく育ってくれれば、これはすごい馬になるかもしれない。


 ちなみに、このレース3着馬のダノンムローを1月16日14日の条件戦で破った(まあ、ダノンムローは直線で進路がなくなってたけど)サクラゼウスも、アドマイヤホクトと同じようなタイプのバクシンオー産駒で、こちらも楽しみな1頭。今年の3歳スプリント路線はレベルが高そうでいいなあ。