大井と馬産地が揉めてることについて、少し

生産者185人が大井に抗議…現役外国馬導入問題 (サンスポ.COM)


 大井競馬を主催する、特別区競馬組合(管理者・煙山力文京区長)が、海外の現役競走馬の移籍、出走を認可することを決めたことに対し、国内生産者185人が1日、大井に集まり、抗議活動を行った。


 何やってんだか。


 近年、地方競馬はあっちこっちが赤字→廃止という道を辿ってるわけだけど、ここ3年度で50億円あまりも赤字出したらしい大井も余裕無いんだろうし、「何かカンフル剤を注入しよう」と計画するのは至極まっとうだろう。もし大井が潰れちゃえばその分だけ馬の売り場だって減るんだし、馬産地側は、こんなことしてるよりもやるべきことはもっと他にあるだろうに。ここまで問題がこじれたのは、大井側が事を強引に進めすぎたってのもあるんだろうけど、それにしてもなあ。


 なんか、財政難に悩む自治体と、そのあおりで公共事業減らされて文句言ってる建設業者、という私の仕事回りの構図にそっくりで萎える。今の事態を打開するために解決しなければいけない根本的な問題は同じハズなのに、共闘するどころか喧嘩してるんだもん。サークル内での足並みすら揃えられないようでは、地方競馬の未来はとても暗そう。